ひらり ひらり ボストンからの 小さなお便り
by maimusica
カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
プロフィール
以前の記事
カテゴリ
お気に入りブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 12月 20日
半月ほどかけて大切に読み進めていた本が残りあと数ページになり、
結末をもうすぐ知ってしまうのがもったいなくなって、落ち着かずに部屋を
うろうろ歩き回っていたら、外でまた雪が降り始めていました。
今度は大きなわた雪です。
先日、ミニツリーを買ってきました。
今年はクリスマスも近くなってしまったし、小振りのものを探して
いたのですが、ロンドンのHyde Parkのクリスマスマーケットで
山ほどのもみの木を売っていたような光景は見当たらず、少し前から
お花屋さんを気をつけて見ていました。そして、やっぱりいつもの
Harvard squareのお花屋さんで、いいものが見つかりました。
今回は、ローズマリーツリーです!
香りもいいし、伸びてきた枝はお料理にも使えて大活躍です。
Thanksgiving用に買ってあったリボンと、トラゾウのお店で見つけたミニ星で
ちょっとずつ飾り付けました。
街なかは、ライトや飾り付けはロンドンよりもシックなのですが、その分
クリスマスソングが賑やかです。
お店の人がサンタさんの格好をしている光景は目にするのですが、
昨日は横断歩道を待っていたら、金髪の魔法使いの男性がステッキ片手に
黒マントをなびかせて、車道を駆け抜けていきました。あれは誰だったんだろう・・
通りは気忙しくもウキウキして、行き交う人々の白い息がとてもきれいです。
彩が、今年のコタサンタの写真を送ってくれました。
しばらく会わないうちに、一段と表情が人間ぽくなったような・・
コターコター!
2008年 12月 09日
日曜日、起きたら空が真っ白でした。
この日は淡雪でしたが、だんだん雪マークが増えてきました。
しばらく雪の大変さに遭遇していないので、小さい頃のようにただただ
楽しみにしてしまっています。
先日、ニュースである訃音に接したのですが、その記事に
callingと書かれてありました。
天に召されることは、この世界での役目を終えて神様に呼び戻されること、
「帰天」だと、中学校でシスターに教わったことが甦ります。
この言葉のことを、少し前に詩人の方とお話する機会があったのですが、
その方が、callingには天職、職業という意味もあるのだと教えてくださいました。
進むべき道、使命という意味もあるそうです。
呼ばれること、全うすること、遂げること‥
こうした言葉に出会うと、いつか呼び戻される日まで授かっている
この1日ずつを、本当に大切に生きなくてはと、自分の願う
ささやかな役目への思いが募ります。
中学校の3年間、夏が終わるころから音楽の授業でハレルヤコーラスを練習し、
毎年クリスマスミサで、全校で合唱していました。
音楽部の弦楽の伴奏つきで、300人もの人数で歌うハレルヤコーラスは、
(女声しかありませんし、きっと荒削りだったと思うのですが)
全身が一瞬ふわっと持ち上がってしまうような感覚、
そして講堂に満ちた幸せな一体感とともに、忘れられないものです。
この時期が近くなると、いつもまた聴きたくなります。
こんな寒い日は、大好きな曲でiPodに耳を暖めてもらうのが楽しみです。
|