2008年 12月 09日
初雪 |
日曜日、起きたら空が真っ白でした。
この日は淡雪でしたが、だんだん雪マークが増えてきました。
しばらく雪の大変さに遭遇していないので、小さい頃のようにただただ
楽しみにしてしまっています。
先日、ニュースである訃音に接したのですが、その記事に
callingと書かれてありました。
天に召されることは、この世界での役目を終えて神様に呼び戻されること、
「帰天」だと、中学校でシスターに教わったことが甦ります。
この言葉のことを、少し前に詩人の方とお話する機会があったのですが、
その方が、callingには天職、職業という意味もあるのだと教えてくださいました。
進むべき道、使命という意味もあるそうです。
呼ばれること、全うすること、遂げること‥
こうした言葉に出会うと、いつか呼び戻される日まで授かっている
この1日ずつを、本当に大切に生きなくてはと、自分の願う
ささやかな役目への思いが募ります。
中学校の3年間、夏が終わるころから音楽の授業でハレルヤコーラスを練習し、
毎年クリスマスミサで、全校で合唱していました。
音楽部の弦楽の伴奏つきで、300人もの人数で歌うハレルヤコーラスは、
(女声しかありませんし、きっと荒削りだったと思うのですが)
全身が一瞬ふわっと持ち上がってしまうような感覚、
そして講堂に満ちた幸せな一体感とともに、忘れられないものです。
この時期が近くなると、いつもまた聴きたくなります。
こんな寒い日は、大好きな曲でiPodに耳を暖めてもらうのが楽しみです。
by maimusica
| 2008-12-09 13:33
| Daily life